1463人が本棚に入れています
本棚に追加
三人で益州に向かっている途中、誰かの悲鳴が聞こえた。
龍「今のは悲鳴か?」
徐庶「確かに聞こえました。」
ホウ統「俺にも聞こえたぞ。」
龍虎は、二人をその場に残し、悲鳴が聞こえた場所に向かった。
龍虎がたどり着くと、商人と思われる人物が賊に襲われていた。
すでに、護衛が殺されており、賊の刃が、商人に降り下ろされようとしていた。
龍虎は、急いで商人の下に向かい、間一髪のところで賊の刃を弾いた。
賊「テメエは何者だ? 邪魔をするんじゃねぇ!」
龍「お前らに名乗る名はない!」
龍虎は、20人の賊を一瞬にして切り捨てた。
龍「助けられずにすまなかった」
と、殺された護衛達に言い、徐庶とホウ統を呼び、一緒に景色の良い場所を見つけて埋葬した。
商人「この度は、助けて頂きありがとうございます。 仲間達の弔いまでして頂いて」
龍「もう少し早かったら、みな死なずにすんだんだがな」
最初のコメントを投稿しよう!