1461人が本棚に入れています
本棚に追加
/276ページ
龍「お礼はいい! 俺達に田吉が必要だったから登用しただけだ!
それより、益州に来てもらってもいいのか?」
龍虎が、改めて聞いた理由は、田吉は商人として働いていたためか、それなりの屋敷に住んでいた。
着ている物も、民が着ている物とは違っていた。
お金もそれなりに持っているのだろ。
龍虎が、二人に聞くと同時に、襖が開き、龍虎と同じ位の女性がお茶を持って来た。
田吉「龍虎様、私達夫婦の一人娘の「千代」といいます。」
千代「千代と言います。父上をよろしくお願いします。」
龍虎は、千代の挨拶を受けた後、田吉に、もう一度、三人で話し合ってみてくれといい残し、町を散歩することにした。
龍「それにしても驚いたな! 千代が初恋の相手にそっくりだとは。」
龍虎は酒場に入ることにした。
最初のコメントを投稿しよう!