3915人が本棚に入れています
本棚に追加
/293ページ
翌日。
重い体を起こして、
目が腫れてないことを確かめて、
体を引きずるように、なんとか学校に向かった。
学校なんて行きたくないくらい、どっぷり落ち込んだけど、どうもマジメにできている損な性格。
やっぱりサボるなんて、できない。
朝のSHR
先生の視線が、何度かこっちに向かった気がするけど、
私はどうしても、先生の方を見ることができなかった。
やっぱり苦しくて、辛い。
始業式の次の日から普通に授業があって、
勉強も部活も始まって、
夏休み明けの浮足立った学校がいつもの雰囲気に戻っている。
最初のコメントを投稿しよう!