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―あれから…
相変わらずの毎日。
生徒たちは無視をしてくる。
話しかけてくるのは、七海と優。
それも傷つけるためにだ。
翔
『…』
七海
『どうしたんですか?』
翔
『前の人みたいにノイローゼになったかもな』
七海
『大丈夫ですか?』
優
『なんならもう学校来なくていいですよー(笑)』
浅川は笑いながら
去っていく。
?
『先生』
翔
『健永か…』
七海
『わたしたち、失礼しますね』
ガラガラッ
バタン!
翔
『話があるのか?』
健永
『高嗣を助けてほしい』
翔
『高嗣を?なにがあった?』
健永
『高嗣さ…いじめられてる…』
翔
『なんだって…!』
健永
『俺にはどうしようもなくて』
翔
『犯人は?』
健永
『それは……』
がくぜんとした。
あの女はそこまで?
自分のクラスメイトまでも
遊び道具と思ってるのか?
健永
『姫野です…』
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