40人が本棚に入れています
本棚に追加
高嗣
『…なにが面白い?』
七海
『え?別に』
高嗣
『負けねぇからな!お前なんかに!』
七海
『意味わかんない(笑)』
バシャー!
高嗣
『うわっ!水かよ…』
七海
『風邪ひいちゃうから…早く帰ったほうがいいよ?』
高嗣
『……』
―高嗣side
髪も制服もびしょびしょじゃん…
高嗣
『さむっ!…へっくしょん!』
杏奈
『はい』
高嗣
『え?タオル?』
杏奈
『姫野がいったとおり、風邪ひくよ』
高嗣
『なんで俺に話かけたの!?』
杏奈
『え……特に意味はないけど』
高嗣
『君もいじめられちゃうよ』
杏奈
『あたしはあいつなんか怖くない』
高嗣
『強いねぇ(笑)!』
杏奈
『…(ドキッ!)』
高嗣
『タオル…ありがと!』
俺は急いで学校を出た。
杏奈
『…』
七海
『好きになっちゃった?』
杏奈
『姫野!』
七海
『いいんじゃない?フッ…イケメンだし?杏奈とお似合いよ?』
バシン!
私は我慢できず、
姫野のほほを叩いた。
七海
『怒っちゃったの?可愛いよ(笑)』
最初のコメントを投稿しよう!