* ⑯ ―2 *

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俺、最近浮かれ過ぎてて、軽く忘れてた…いや、彼女も全然言わないし、俺の中では勝手に終わってたんだけど、 ――そういえば、彼氏いたんだっけ。 だけど、やっぱり、ソイツを見てもちっとも嬉しそうでもない、彼女が目を閉じて反らしたその先。 ソイツは、俺の方を見てから反対側を向き、別の女と腕を組んで歩いて行った。 .
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