* ⑱―2 *

10/10
前へ
/211ページ
次へ
「とにかく、今日は俺のトコおいで。 今はいなくなったみたいだけど、美木のアパート行ってるかもしれないし、 俺と一緒のトコ見てるから、どう出るか分かんないし、 一緒に対策考えよ」 これまでの事を一通り聞いて店を出て彼女に言った。 彼女は素直に頷くと、トコトコと、俺の後からついてくる。 今まで、彼女がどんな思いをしてきたかと思うと、今すぐ抱きしめてしまいたかった。 .
/211ページ

最初のコメントを投稿しよう!

137人が本棚に入れています
本棚に追加