* ⑲ *

3/6
前へ
/211ページ
次へ
「美木だけが、悪いんじゃないと思うよ」 静かに口を開く先輩。 「みんな同じじゃないし、いろんな始まり方や、終わり方があると思うし」 「だけど、このままの状態がいい訳ないんだし、お互いの為にも、もっかい話した方がいいんじゃないかな。 俺が一緒に行くし」 頷くしか出来なくて、涙が止まらなかった。 .
/211ページ

最初のコメントを投稿しよう!

137人が本棚に入れています
本棚に追加