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その時あたしは、特に先輩とどうこうなろうとか、そう言う気持ちはなくて、本当に、ただの憧れの先輩…ってだけだったと思う。
あたしにとって、学校に行って、委員会の仕事として図書室に行って、そこに現れた、そこだけの別の空間。
それは
もし先輩がまた居眠りしちゃったら…とか、
もし先輩ともう少しだけ話しが出来たら…とか、
想像したりしなかったわけじゃないけど、
どちらかと言えば、
もしそんな事になったらどうしよう…って、気持ちの方が強かったのかもしれない。
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