「1」

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「おいっ……城門の上!」 「あぁ!誰かいるぞ」 「漫画や小説みたいになんないよな…………」 周りのざわめきで城門の上のプレイヤーは手を大きく振り始める、プレイヤーの動きに怯えるラビーちゃんは抱き付く力が増し……!!あばばっ!柔らかいモノがガGA。 『聞けぇ!!プレイヤー達よぉ!!私はmagicsword-onlineの製作者の一人だ!私は昔見たある小説に憧れていた!』 城門の上で叫ぶあの馬鹿を見て周りのざわめきが静かになっていく………俺も冷や汗を垂らして城門の上を見つめる。 『だから私はログアウトコマンドをこのゲームには作らなかった!!………小説のように70層で終わりになんてしない!帰りたいなら地下百層を踏破しろ!!さて!あの小説みたいにプレゼントだ。』 城門の上の馬鹿の言葉にプレイヤーの大半が言葉を無くした、MMORPGのフルダイブが出来た時にある小説のような事態にならないように厳しい規制が作られた…その中で小説のように……脱出不能なゲームに。 そして馬鹿のプレゼントという言葉にプレイヤー全員が光に包まれていく………馬鹿を睨んでいた俺は馬鹿が消えていくのを眺めるしか無かった。 ふよんっ
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