46人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
『addition-saint』
両手に持つ俺の武器に聖なる加護が宿る、俺の武器…「盾」はこのふざけたゲームの開発者の喉元に突きつけられデータと呼べるようになってしまった大事な命を削ることが出来る状態になっていた。
「さぁ………俺を…俺達をこのデスゲームから解放しやがれ!貴様の言った地下百階全攻略完了だ馬鹿野郎!!」
俺は……俺達は開発者を囲み睨んでいた。
「あぁ………私の鬱憤も晴れたさ……現実世界に帰れば良い…ログアウトコマンドは出ている筈だ。」
開発者―――――の敗北宣言と共に数万人の死者を出したゲームは終結を見せた。
最初のコメントを投稿しよう!