「1」

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「行きますっ…『fire』」 ラビーの杖から放たれた火はグラスウルフの体に当たり毛の焼ける臭いを生じる、俺は二体のグラスウルフをスタンさせながらラビーに飛び掛かるスライムを踏みつけた。 「ラビーちゃん?大丈夫かい?……「大丈夫だと思いますシルバさん……ってい!『lightning』」…大丈夫そうだな…やあっ」 ラビーちゃんに目をやるとスライムを杖で叩き俺がスタンさせた二体のグラスウルフを魔法で貫く、俺とラビーちゃんは始まりの都市『life』から始まりの平原を挟んだ岩見山に来ていた。 ラビーちゃんの魔法が最後のスライムを蒸発させると視界に経験値と獲得アイテムが表示される。 item スライムの体液:三個 スライムの核:二個 スライムの膜:三個 グラスウルフの毛皮:十二個 グラスウルフの牙:八個 グラスウルフの爪:十個 experience 82pt levelup8→9 俺はlevelupを確認するとラビーちゃんの傍に行く。
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