マリモ頭は厄介な輩を連れてきました

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相変わらずの律花の腐りっぷりに引きながらも、全員のメールに返信する。 時計は6時。 こんなに早く起きたのは1年ぶりだ... 。 一息つきながらゲームをしていると、部屋のドアが勢いよく開かれた。 「入るぞ!!」 「部屋に無断で入ってくるなと何回言えb「俺と真、同じクラスらしいんだぞ!!」 ... だからなんだよ。 「すっごく嬉しいんだぞ!!やっぱり親友は一緒にいるべきだよな!!だから真も今日から教室に来るんだぞ!!!」 どうしてそうなった! いくら学校に行くといっても、いきなり教室というのはハードルが高すぎる。 今のクラスの人達が俺のことどう思ってんのかは知らないけど... 。 昔の俺のこと知ってる親衛隊とか いたら嫌だし。 とにかく、断ろう。 「いやd「さぁ、いくんだぞ!!!」まってまって!」 俺に話す余裕をくれ..... 無理矢理俺の手をとって玄関に向かおうとするマリモ頭をひき止める。 「なんだ?!」 マリモ頭は怪訝な顔をして振り返った。 ... こっちがなんだ?!だよ。 「あんた、気早すぎ。俺制服も着てないんだけど... 」 ていうか、お前はなんでもう着てるんだよ。 「あっ、そうか!!じゃあ、5分待っててやるから早く着替えてくるんだぞ!!」
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