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「まぁぁだぁぁ... ?」
時刻は7時。
眩しすぎるくらいの朝日がのぼり、生い茂った木々の隙間からこぼれた光が、俺の体を鋭く刺した。
そう、ここは森。
俺とマリモ頭はこのバカでかい
学園の中で、完全に迷子になっていた。
低血圧だし光に弱いし体力もない俺は、完全に疲れきっているのに対し────────
「うわぁ!!!カブトムシ!カブトムシいるぞ!!!」
─────こいつは、何でこんなに元気なのだろう。
ふらふらとした足どりで歩きながら、隣のマリモ頭を恨めしげに睨む。
大体、こいつが悪いのだ。
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