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「うぉっ?ぉ、おう!!」
正直マリモ頭に頼るのはやだけどね、今はこいつしかいないから。
おぶってもらい、全体重を預けた俺は意識を落とした。
******
目を薄く開けると、真っ白な天井とカーテンが見えた。
まだ頭がふわふわしたまま、自分がどこにいるのか考える。
ゴソ...
ん... ?
なんか... 足に違和感...
ふと視線を下に落とすと
──────俺の太股をやらしー手つきで撫で回す男が。
「ーーーーっっ!!!!」
ズザァァッッ
声にならない叫びをあげ、ベッドの隅っこに後ずさる。
腕にはものすごいトリハダが。
あんまりビックリしたので、警戒心むき出しに男を見つめていると、男はにっこりとした笑顔で俺に向きなおった。
「あ、起きちゃった??」
「起きちゃった??じゃねえよ!お、俺の体に何をしたっ!」
「ん~?いや、すごく白くてすべすべした魅力的な太股だったから、つい!」
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