→つ づ き か ら

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   【‐Fクラス教室前‐】     男子A 「ぐう…うう…。」 (召喚獣が破れる)   西村 「戦死者は補習室に集合ー!」 (生徒を連れ去りながら)   男子A 「ひいいい…!!」   明久 「如何しようよ雄二~…!!」 (焦りと困惑)   宏美 「もう終わりなの?これまでのようね、Fクラス代表さん?」 (上から目線)   雄二 「おやおや…Eクラス代表自ら乗り込んでくるとは…。余裕じゃないか。」   宏美 「新学期早々宣戦布告なんて、馬鹿じゃないの?振り分け試験の直後なんだから、クラスの差は点数の差よ。貴方達に勝ち目があるとでも思ってるの?」   雄二 「さあ?どうだろうな?」 (余裕綽々)   宏美 「…そっか。其れが分からない馬鹿だからFクラスなんだぁ。」   明久 「雄二…やっぱ作戦も無しじゃぁ上のクラスに勝てっこないよ…。」 (小声)   雄二 「おっと、そういえば一つだけ作戦を立ててたっけ。」 (いま思い出した様な演技)   明久 「え?」   雄二 「何故お前を此処に置いているのか分からないのか?」 (明久へ)   明久 「へ?……――ふ、そうか。」 ( 最初は驚き、  ふ―からは微笑み湛え)   宏美 「まさかッ…そいつは…!」      雄二 「そう。この吉井明久は観察処分者だ!――明久、お前の本当の力を見せてやれ!」
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