→つ づ き か ら

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  明久 「ちぇっ…しょうがないなぁ。結局最後は僕が活躍することになるんだな。――サモン。」 (格好良く自信満々に)   Eクラス男子 「お…おお…?」   雄二 「観察処分者の召喚獣には特殊な能力がある。罰として先生の雑用を手伝わせる為に、物体に触る事が出来る。」      明久召喚獣が机を持ちあげる   宏美 「――― ッ…!」   雄二 「そして…―――。」       明久召喚獣が   机を自らの上に落とす     明久 「うがっ…!!」   雄二 「召喚獣が受ける痛みは、その召喚者も受ける。」   明久 「痛い痛い痛い痛い…!!」 (床をごろごろ転がって)   雄二 「なっ、面白いだろ?」   明久 「それだけかよ!!!」 (突っ込みように)   宏美 「――良いわ。まずはその雑魚から始末してあげる。サモン!!」   明久 「そう簡単に負けはしない!行くぞー!!」       明久召喚獣が駆け、転び、   物体に激突する     明久 「んなぁぁああ!!同じ処ー!!いったああーーい!!」 (痛みにのたうちまわり)   明久 「―――流石はEクラス代表…。なかなかやるじゃないか。」 (起き上がり、格好付けて)   宏美 「全く役に立たない護衛ね…。」 (呆れて)   雄二 「いや?十分役に立ったさ。」 (余裕の構え)     宏美 「それじゃ、代表自ら貴方に引導を渡してあげるわ!――覚悟して。Eクラス代表中林宏美。坂本雄二に――、」
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