あ か て ん

→つ づ き か ら

　
　　教室の扉が開く

瑞希
「待って下さい！姫路瑞希、受けます！！召喚獣召喚――サモン！！行きます！」

Eクラス男子
「うわあああ～！！」

　　Eクラス男子召喚獣破れる

Eクラス男子
「なんだあの点数は…！！？」

Eクラス女子
「Aクラス並みの攻撃力よ！？」

Eクラス男子
「なんでFクラスにそんな生徒が…！！？」

雄二
「やっと来たか。」

明久
「姫路さん！」

宏美
「姫路瑞希って…！もしかして貴女は…！」

美波
「吉井！」
（瑞希の後ろから）

明久
「島田さん？」

美波
「この子、やっぱり凄いわ！」

雄二
「流石、Aクラス候補だっただけの事はあるな。」

明久
「４１２……、あれが姫路さんの成績…？」

雄二
「時間内問題数無制限の文月学園のテストは、答えられれば何点でも取れる。」

明久
「それじゃ作戦ってのは…――。」

雄二
「テストの時間稼ぎだな。」

宏美
「くっ…！Fクラスにそんな人がいるなんて聞いてないわよ！」

瑞希
「それじゃあ行きます…！ごめんなさーい！！」

　　瑞希召喚獣、攻撃

宏美
「―――！…そんな……。」

　　宏美召喚獣倒れる

西村（N）
「かくして、この試験召喚戦争は、Fクラスの勝利で幕を閉じた。」