異世界 (脇役side)

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……ってことで、かるーく殴ってみる。 「えいっ。」コツン ……………………………… グルルルルルルルルルル 「すいません すいません マジでやります。 申し訳ありません。」 ヤバいヤバい。 死ぬとこだった。 これ以上、ふざけられん!! 「おらぁ!」ドガァァァァァン ……ん? 何と……木が……目の前の木が消し飛びました。 ………ええええええ!? 木が消えた!? バラバラになったんなら分かるよ?(イヤ、分かんないけど) 粉々になったんなら分かるよ!(全くだけど) でも……消し飛んだ!? 「ほぅ。」 「ほぅ、じゃねえ! 何これ!?」 「戦闘経験は?」 「ねぇよ! じゃねぇよ! 何これ!?」 「キーキー煩いのぉ。」 「あ?」 「あまり騒ぐでない。 魔物が寄ってくるぞ?」 「!!!!」 はっと周りを見ると、沢山の光る玉(眼?)に囲まれている。 「場所を変えるぞ。 ここは少々危険だ。」 「え? 何言って……うわっ!」 次の瞬間、目の前は小高い丘に変わっていた。
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