霊の存在

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「きゃぁーーー釣れたぁあ」 「よっし!」 20cmを超える大きさの、赤いトゲトゲの魚が釣りあがった。 「由梨すごぉーい」 大喜びの由梨に、早紀も目を輝かせる。 「わぁーーい。やったぁあーーー」 「これ、何ていう魚?」 「これはね、カサゴっていう魚だよ」 早紀の問いに敦也が答えた。 「へぇ~食べれるのこれ?」 「ああ煮付けると美味いよ」 「そうなんだ? 山崎くんって物知りだね」 「えっ!? いや、全然そんなことないよ」 早紀に言われて、敦也は少し照れた。
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