第二回海上演習+α

4/30
前へ
/39ページ
次へ
源「戦艦大和・武蔵・榛名・霧島は主砲照準を相手駆逐艦に狙いを定めろ。相手空母は後回しで構わん」 大和・武蔵・榛名・霧島「〝了解!!〟」 源「翔鶴は艦隊直掩機を出した後に、駆逐艦初月・新月・若月の護衛の下に退避…  時折状況判断をして、直掩機を増やしてくれ」 翔鶴〝了解!相手艦隊への攻撃はどうしますか?〟 源「…翔鶴、相手には巡洋護衛艦土佐が居る。土佐は汎用性の高い武装を有しているが、艦隊から航空飽和攻撃を防空することと潜水艦探知・追跡・撃破を主に重点としている」 翔鶴〝つまり、突っ込んだら火達磨になると?〟 源「そういうことだ。しかも、土佐は実戦を十回以上経験している現代戦のスペシャリストだ。その上、飽和攻撃を何度も阻止して100km先の敵艦隊を数回攻撃している。  対応を誤ったら、少なからずの戦力喪失は確実に有るだろう」 翔鶴〝了解しました。直掩機20機を上げます。以上〟 源「了解」  源は、そうして無線を切る。 源「大和…相手艦隊との距離は?」 大和「相手艦隊との距離は75000…その上、海域が海域なのでそれ以上の間隔を取ることが不可能…  意見を具申させて頂けば、今直ぐに攻撃するのがベストです」 源「よかろう…」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加