第二回海上演習+α

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 戦艦大和・防空指揮所にて。 源「さて…大和!武蔵!榛名!霧島!弾着観測の準備だ!主砲砲撃用意!!」 大和「了解!!武蔵・榛名・霧島に了解スと信号有り!!」 源「了解。あと斉射の射撃時点は任せるが、弾種は九一式徹甲弾及び七五式拡散榴弾は装填しとけ」 大和「了解!」  大和・主砲、九一式徹甲弾及び七五式拡散榴弾を1:2の割合で装填。 源「武蔵・榛名・霧島に発光信号!〝準備出来次第、準備完了ノ信号ヲ送リ、開始ハ我ニ続ケ〟だ」 大和「了解!」  各艦、準備が進められた。  因みに、前回も出た七五式拡散榴弾だが文字通りの拡散する榴弾だ。  仕組みは、まず発射して設定した距離・時間・高度又は近接信管等で信管が作動。  その信管が起爆剤となって、砲弾内にある気化爆弾(重油等の引火性液体に着火剤は起爆付のC4←)が爆発。  砲弾の破片も七五式拡散榴弾の威力の一躍を担っている。  そして、散布界にある対象物を破壊し尽くす。  まあ、某小説の二つの某砲弾を組み合わせたかのような砲弾ではあるが…それはまた別の話。 大和「武蔵・榛名・霧島から準備完了の発光信号有り!」 源「了解…」
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