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一方、陸上待機組…
北海道・留萌市の宿で、「集団旅行」という形で宿泊していた。
長門「まあ、近くに居ては危険とばかりに選んだが…」
金剛「まあ長門、しかたあるまい…源の決定には基本同意せねばならないからな」
長門・金剛は溜息を吐く。
比叡「しかし、こう見ると日本がこう変わったのが実感出来る。
もっとも、この体制でよく国で居られたと思うが…」
まあ、確かに…だが、それが有る意味日本最強と言われるのかも知れない。
信濃「…うん…うん…了解、ではそれで良いと思う。じゃあ、気を付けてね?オーバー」
その間に、信濃は無線で誰かと通話をしていたが、つい先に終わった。
長門「信濃?誰から?」
信濃「野分から…不審車と不審船を発見、不審車は追跡不可だったけど、不審船は押さえて調査の許可を求めて来た。私が判断して許可を出した」
金剛「そうか…信濃?野分の他に誰が一緒に居るか?」
信濃は、懐から〝周辺警戒班割当表〟を取り出す。
信濃「霜月・冬月です」
金剛「了解。次は春月・宵月だったか?」
信濃「はい」
金剛は少し考えた。そして…
金剛「春月!宵月!」
春月・宵月「はい!」
金剛「お前らは今から野分・霜月・冬月の所へ行け!それで、野分達から不審車両の特徴を教えてもらって追跡しろ!バイクの使用許可は出す!以上!!」
春月・宵月「了解しました!!」
春月・宵月は、部屋から出て外に用意してある源のオフロードバイクに跨る。
春月「レッツゴー!」
二人を乗せたオフロードバイクは一路、港へ向かう。
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