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源「それより…敵弾の位置は?」
長門「あと50秒で弾着予想域に着水です」
源「そうか…回避運動は?」
長門「弾着30秒前…」
源「強気に出たな…」
長門「いいえ、余裕ですよ?」
源と長門…二人は、不敵な笑みを浮かべる。
そして、弾着30秒前となり…
長門「回避運動!!」
陸奥〝了解!回避運動を開始します!!〟
ザザザザザザザザザザ!!
巨艦の艦首が動き出す…
そして、護衛に回っている照月・涼月もリンクして長門・陸奥で作成された予想図を基にして回避運動を行う。
長門「弾着!今!!」
ヒューーー…ザバーーン!!ザバーーーン!!
金剛らから発砲した36cm砲弾が虚しく海に弾着する。
源「被害報告!!」
長門「我被害無し!!」
陸奥〝我被害無し!!〟
照月〝右舷フレーム40番に歪み有れど、戦闘に支障無し!!〟
涼月〝第一通信線破損!その他被害無し!!〟
続々と被害報告が来て、無傷及び軽微ということだ。
源「パーフェクトは無理だったな…まあ、これ位は数%の誤差で済む精度だ…」
源はそう評価して、次弾を何処へ撃ち込むか考えていた。
すると、艦隊から離れていた秋月から無線が入る。
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