第一回海上演習

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 話が逸れたので戻そう… 金剛「しかし…長門らには源が着いている…源しか知らない戦術や兵器の使い方があるかもしれん…」  金剛の勘は、その後の衝撃で見事に的中してしまう。 榛名〝長門!陸奥!主砲発砲!!〟 金剛「確認した…こちらも主砲h」 霧島〝電探に感有り!感八!超低空!1050km/hで飛翔!!距離12500!!〟 金剛「何!?」  金剛は直ぐにレーダディスプレイを見るが… 金剛「反応が微弱過ぎて近接防御誘導弾による迎撃が出来ん!!」  実は発射側も同じ状況なのだが、対艦誘導弾に設定された周波数が発信されてる為、その周波数を発射側が受け取ることにより、発射側は状況把握や軌道修正が可能となっている。 比叡〝対応可能時間30秒!!76粍対空砲!撃ち方始め!!〟   ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!…  毎分85発の62口径76粍速射砲が唸るが… 榛名〝当たらない!?〟 金剛「ここまでか…」  金剛がそう思った瞬間…   ドーーーーーン!!  いきなり長門・陸奥から発射された対艦誘導弾が自爆した。  そして、源からの緊急暗号が入って来た。 〝直チニ演習ヲ中止シテ、撤収セヨ!!海保ノ巡視船ガ30ノットデ接近中!!〟 金剛「…撤収か…いか仕方あるまい…」  結局最後まで演習はやれなかったが、源は金剛らの戦術がまだ現代戦に対応出来てないことを知って、以後金剛らを重点的に指導することにした。
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