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広い世界と片隅
この広い世界の
片隅に追いやられて
ただ詰まらない毎日を
繰り返し過ごした
出口はいくらでもあった
あれこれ考えてるうちに
一つ、また一つ
自らの手で出口を塞いだ
この世界から
旅立つ人を見て
妬んだりもしたんだ
その度に
自分のポジションを
片隅に追いやったのを
他人(ひと)のせいにしては
世界を憎んだ
そんな自分も嫌いだった
ある人が
「世界を掴むのは自分次第
人生、後悔しないように」
と教えてくれた
だから
自分が好きな事を
頑張ってみたんだ
すると光が射したんだ
さらに追求したら
出口が見えてきた
他人にも少しずつ
認められ始めて
初めて自分を好きになった
広い世界の
片隅から出た時
こんなにも世界が
光に満ちあふれて
広いものだと
実感したんだ
たった一度きりの人生なら
後悔しないように
世界を掴もう!
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