1

11/13
前へ
/33ページ
次へ
「たーちばな。」 「な、なによ。返事なんて決まってるでしょ。 ないない。ジュンちゃん好きだけどライクであってラブじゃないしこんないきなり…」 「いきなりじゃなきゃ、いいんだな?」 「いや違う。いきなりじゃなくても答えは変わらないよ。」 「言い切るなよ」 テンポよく進んでいく会話は楽しい。 だけど、話の中身は重たい。 しょぼんと落ち込むジュンちゃんを横目に、昼間のみきれなかったジュースをごくりと飲み干した。 何故だか身体中があつくて、よく喉がかわく。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加