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まだ薄暗い今の時刻は午前四時
「う…うーん…」
青年は頭を抱え起き上がった
「また死んだか…」
胸を押さえ立ち上がる
服は血まみれで
青年が倒れていた辺りは
血がまき散らされている
「奴如きに殺されるとは…護身術習った方がいいのか?」
自問自答するが結局何も浮かばない
血が乾いた少し長めの黒髪は
固まり左目が見えづらくなっている
邪魔そうに青年は髪を左手で
かきあげる
左目は瞑り右目は赤い
攻撃的な目の色だ
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