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思い出しても散々な恋愛運にメイはため息を付く。
「……ねぇ、杏奈」
「なぁに?」
「あたしってそんなに魅力無い?」
女子力が足りないとか?
落ち込むメイに杏奈はやっぱりコロコロと笑う。
「そんなこと。とっても可愛いわよ? このちっちゃなお鼻とか」
つんっと鼻先をつつかれてメイは唇を尖らせる。
「どうせ鼻ぺちゃですよ~だ」
「そこが可愛いって言ってるのに」
やっぱり笑う杏奈にメイはぷうっと頬まで膨らませた。
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