#06
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そして休み時間がきたので俺らは隣のクラスまで行った。 隅に眼鏡をかけポツンとひとりで座り読書している人がいた。 俺はドアの横に立ちそいつを見ながら少し小さい声できく。 「なあ、眼鏡の名前なんだっけ?」 「佐々木だよ。佐々木。んじゃ行こうぜ」 俺達は佐々木に歩み寄る。途中で佐々木が俺らに気付き本から顔をあげ、不思議そうに見上げる。
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