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君はバンパイアハンターだ。
ハンターとなってまだ日は浅いが、君を名指しで依頼してくる人々がぽつりぽつりと増え始めている。
さて、今日も君の所に依頼が舞い込んだ。
依頼人はとある村の村長だ。
最近、村人の娘が夜に得体の知れない『モノ』を見るようになり、数日後その娘の姿が煙のように忽然と消えてしまった。
もしかしたらバンパイアの仕業かも知れないと思った村長が、君に依頼をしたというわけだ。
君は愛用の大剣と二丁拳銃を装備すると、早速依頼された村へと向かうことにした。
厩に行き、繋がれている白馬の鼻を摩ってやると、白馬はブルルルと鼻を鳴らして君へと擦り寄ってくる。
君はその愛馬へと跨がると、手綱を引き村へと出発したのだった。
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