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(新セトF)
続き。
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③円舞曲さんとの初対面
「はじめまして、私はグレイヴt」
何も言わずにローブの裾勢いよく捲り。
「!!?」
「なんだ、男か」
――ミカエルの鉄拳制裁が、円舞曲を襲った。
→
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④乙女の聖衣(下)とかそういう関係の話
「円舞曲さん。あれ、これは……」
水色しましまな乙女の聖衣(下)。
「……? 風で飛ばされたのでしょうか」
しかし触れない。
困り果てた彼は、どうしようかと腕を組む。
「うぉぉおおおおおおおおグレイヴあああああうううう!!」
「!? 円舞曲さん、どうされたんですか」
乙女の聖衣(下)を掴まえ、何故か安堵の表情を浮かべる円舞曲。
「よかった、こんなところにあったんだな。落とすとは我ながら不覚」
「え、あぁ……よくわからないけど、よかったです。輪舞曲さんの……ですよね?」
「勿論! せ、洗濯物を取り込んで運んでるときに、ちょっとな」
「そ、そうなんですか。申し訳ありません。てっきり頭にかぶったりなされるのではないかと心配しておりました」
「お、おおおおおおう。俺、急ぐからじゃあな!!」
去っていく円舞曲さん。
――その後乙女の聖衣(下)を探す輪舞曲さんと出くわすのはまた別の話。
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