君への気持ちは…

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考え事をしている時間はあっという間に過ぎていって、もう今まさに1日が終わろうとしている 凄く心苦しかったけど、今日は真くんとは一緒に帰らずに一人で帰宅した ベッドに寝転がって見上げる天井 でも、目の前に見えているのは二人の姿 あたしは携帯を持つ手を天井にかざした そっと画面を開いて、あの日届いたメールを眺める 『ごめん桜。びっくりしたよな?本当にごめん。桜といたら頭より先に体が動く。でも、もう桜の嫌がることはしないから。』 「真くん……」 真くんの家を飛び出して、平に会ったあの日のメール 真くんを思い出すと胸が締め付けられる あんな風に家を飛び出して、今日は一緒に帰ることを拒んで……真くんを傷つけたよね……
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