~World Mirrage Online~

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いや、さっきの今だよ!? 思わず言いたくなるじゃん! 仕方ないよね!?うん、不可抗力だよ。しょうがない。 「あぅ……」 「いや違うの!思わず言ってしまったとか不可抗力とか思ったわけじゃないの! ただびっくりしただけだから! だから泣かないで!」 気付いたら子カボチャが泣きそうになってたから必死で宥めた。 「………ほんと?」 「ほんとだから!」 子供の視線には弱いんだよね、私って。 「やった!じゃあお菓子頂戴?」 なんですと? 「ねぇ、お菓子くれるんでしょ?」 この子カボチャ、下手に出た瞬間に手のひら返しおったわ。 くそぅ、こういうヤツか! 「ねぇ、お菓子くれないの?お姉ちゃん許すって言ったよね?なら、早くお菓子頂戴よ?」 何なんだこの子カボチャは。 …まあ、アメ位ならいつでも手に入るからあげるけど。 「わかったわかった、今あげるから。」 「わぁい、ありがとーお姉ちゃん!………ッチ、これだけか。」 なん、だと? 私がブチ切れそうになった時にはもう子カボチャはどこかに消えていた。 あの子カボチャ……許すまじ!
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