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「んだとゴルァ」
予想通り顔芸を通り越して顔面崩壊へと移行した不良が、焔へと詰め寄る
「【事実でしょう?】」
「うるせぇんだよ、クソが!!」
焔へと振られた不良の手は、焔に当たる事はなかったが、スケブに当たり、焔の手から離れた
「っ……」
「おら、何か言ってみろよ、あぁ?」
「………」
「何か言えt…」
押し黙る焔に不良が手を伸ばした瞬間、不良は焔の前から消えた
「……?」
「危なかったな、大丈夫か?」
「……」
不意に現れた男子生徒の質問に頷き、肯定する焔
文字通り、居なかった筈の場所に現れた男子生徒に
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