悪夢

30/34
前へ
/192ページ
次へ
今回はサラを捕獲し犯すためではなく、殺しにかかる。 このままでは骨を砕かれる……そう思ったサラは天風を槍の形状に変化させる。 「天槍!」 ヘスリッヒの体を貫いた。ヘスリッヒはサラから離れない。 しかしわずかな隙間ができた。すぐにグングニルにアームする。 「ゲイル!」 突き出した槍にまとわれた風がヘスリッヒを切り刻む。なんとか八つ裂きにすることができた。 しかし代わりに銃弾が迫ってくる。サラは金剛をアームしてその影に隠れた。 警察はマシンガンを左右に振り、乱雑に撃ち出した。木で反射した銃弾がサラの体を撃ち抜く。 戦闘に慣れてる……撃ち抜かれた横腹に手を当てながら、サラは瞬動で空に逃げる。
/192ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加