キャンプに行こう!

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王宮から武道場もレストランも近いから、部屋に戻っても苦にならないのだ。それよりもジオに会いたい……なんてね。 「そろそろ時間だな」 「うん……よし、ごちそうさまでした!」 オムライスを食べ終わり、サラとジオは仕事に戻る。本当はサラは仕事しなくても余裕で生活できるけど、やっぱり動きたい。 ……そろそろ同居かな。今は他人のお金で養ってもらってる感がある。 サラが階段を下ってレストランに戻ると、早速こんでいた。 「あ、サラちゃん! 頼めるかしら!」 「はーい!」 すぐ厨房にはいってエプロンをつける。邪魔な髪を束ねて準備完了。 コックさんは自宅で料理をしたがらないって言うけど、サラは好きだからしたい。というか、ジオの喜ぶ顔が見たい。
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