プロローグ

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「でも報告は涼ちゃんからなんですよね だったら間違った情報を送ってくるとは思えませんし…」 「つまり、魔術を使わずに山を消し飛ばすようなのがあの組織に協力していることになるわね でも、涼からの報告によるとそんなことが出来るようなヤツを見たことがないらしいわ」 「…そんなことってあるんですか? 確か涼ちゃんって今や幹部レベルでしたよね それなのにそんな重要そうなヤツを見たことがないだなんて …それに魔術を使わずにそんなこと出来ると思いますか?」 「涼すらもその姿を見たことがないってことは、そこまでの秘密兵器ってことかしらね… それに、あなたは魔術を使わずに出来るかどうかを聞いてくるけど そもそも魔術を使っても山を消し飛ばすなんてことが出来るのかしら?」 「そ、それは…」 「無理でしょうね 山を消し飛ばすなんてこと、一体どれだけの人数がいれば出来るのか想像出来ないぐらいだもの」
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