プロローグ

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「そういうことよ 魔術にも雷属性はあるけど、本物の雷と比べたらスピードも威力も劣るわ つまり、戦うこと自体が無謀 逃げようにも雷の速度には逃げることも叶わず その威力の前では肉体強化をしていても致命傷を避けるので精一杯 大きなダメージを受けることは間違いない …魔法っていうのはそういうレベルの強さなの だから、敵に魔法使いがいるなら山を消し飛ばしたことも納得出来るし 私達にとっては最悪の事態になってるとも言えるわ」 「そんなに強いなんて …でも、状況的に魔法使いがいるのは確実ですよね」 「そうね まぁ、あと考えられる可能性としては 魔法と同じ伝説的な存在の魔武器、とかかしらね」 「魔法でも魔武器でも大変な相手には変わらないですよ」 「七つの大罪の一つ『強欲』、黒の落ちこぼれ そして魔法使い… あの組織によって、またも世界は荒れることになりそうね」
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