第二章

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一言で言えば……すごく寂しかった。 悠ちゃんは私が気が付いたころには、もう隣に住んでいた。その頃からもうバイト三昧で…私とは生活リズムが全く違い……見かけたら超ラッキー♪と言う程度の確率だったけれど それでも、ほんの一瞬でも、時々は悠ちゃんの顔を見る事ができた。 悠ちゃんは、決して私を甘やかさないから、いつも素っ気ない感じだけど…… それでも私の呼びかけには必ず振り向いてくれた。面倒臭そうでも、無視したりはしない…私は、それが嬉しくて……悠ちゃんが大好きだった。
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