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緊張MAXの私を谷底に落としたのは、
はぁ~と深い深い溜息をつく大好きな悠ちゃんだった。
私の想いは、シュルシュルと小さくしぼむ。そして、さらに追い打ちをかけるように、頭の上の方から冷たい一言が降ってきて
「それ……、重要な事?」
まっ、負けるなっ!私っ! って、既に負けそうだけど、必死でブンブンと大きく頷いた。
落ちた痛い沈黙。それは長い沈黙だった。
あぁ、これ以上はもう耐えられそうにない、もうダメだ…
私の首はこれでもかっていうほど項垂れる。
沈んで沈んで、このままズブズブと地面にも埋れていくかも、
そう思った瞬間。
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