第一章

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悠ちゃんは角を曲がって見えなくなってしまった。 私はそっと、悠ちゃんが触れた自分の髪にさわる……。なんだかそれだけでドキドキしてしまった! もう何年も顎のラインで切り揃えられていたショートボブ。ずっとこの髪型で不満に思ったことなんてなかったけれど、 ある意味、私のトレードマークみたいにもなっていたけれど…… 決めたっ! 今日から、目指す! サラッサラのロングヘアー! 待っててね!悠ちゃん! 理子頑張るよっ!
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