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『我が名はルーク・くれぁ「黙れw」…』
『貴様、我を神と知っての発言か?』
『そうですよー。あなた様のことをあなたよりよく知っている者でござ候』
『…クッ。口答えしてくるとは。貴様の言動が我の下僕たちに知れ渡った時、耐え難い不幸がやってくるであろう』
『その時は助けてくれ、汐(うしお)』
『汐って言うな!』
[えー、ここで軽く自己紹介を挟みます。こんな会話をしている厨二病の方の名前は名張汐(ナバリウシオ)。
見た目は可愛いらしく、オレンジ色の髪(染色)にオレンジと青のオッドアイ(カラコン)。
その厨二病に反抗しているニコ厨は沙耶島騎莉(サヤシマキリ)。
紹介した通りのオタク。自重するときはします。残念イケメン。黒髪。目は色素が薄く、緑やグレーや茶がはいっている。
紹介終了!ああ、痛い]
『ほら、置いていくぞ、飛べない天使w』
『我を馬鹿にするなあああ!』
はあ、いつもの朝の風景だ。全く、いつになったら我の素晴らしさを理解するのか。
媚びない奴は面白い。
だが、従順なシモベの方が好きだ。
また今日も学校とやらに通わなくてはならないのか。
クックック。人間どもの観察も面白いものだ。
色々なやつがいる。
しかし、我のサンクチュアリに行くとずっと我に話しかけてくる輩が大勢いる。
これは、敵の仕業だろうか?
話すのが嫌いな訳ではないが…人間との馴れ合いはしない主義でな。
いつも避難・・・もとい誰かに呼ばれて助けに行っている。
能力を隠して過ごすのも容易ではないな。
最近は血が足りなくて能力がおとろえているのだ。
今、敵が攻めて来たらきっと負けてしまう。
そろそろ、パートナーを探してもいい頃か。
我に見合う者はいない。
まず、同じオーラをまとったものが居ない。
それほどまでに強いのだから仕方ないか。
『狩りに行くか』
『なにそのモンハンみたいなノリはwあ、トマトジュースが飲みたいならあるけどwほらよw』
『クッ、お前も使えるようになったか。良い心がけだ』
『・・・あ、りんごジュースだった』
『え?今の…クッ。我にその程度の嘘が見抜けないとでも思ったか?持っていたものは確かに真紅の液体であったはずだ』
『…へえ、んじゃ、交渉といこうか』
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