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「戻るぞ。」
そう言われﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻ると
比留川の姿はなく
ﾃｰﾌﾞﾙに２人分の紅茶と
小さなﾒﾓが置いてあった
┌───────────┐
│少し家を出ますね。 │
│ﾁｬｰﾘｰさんの所ですので │
│30分ほどで戻ります │
│ 理兎 │
└───────────┘
ﾁｬｰﾘｰさん?
聞き覚えのない名前に
頭を傾げるが保険医に
もうすぐもどるだろうから気にするなと
言われたので考えるのを止めた
「新入生歓迎会の案を聞かせてくれ。」
「今年は鬼ごっこをしようと思います。これは比留川のｱｲﾃﾞｨｱなのですが、賞品として鬼は捕まえた人に一つだけお願いをすることができ、捕まらなかった人は指命した人にお願いをすることができます。」
ここまで説明すると
後は計画書を見せた方が良いと思い
保険医に計画書を渡し
比留川が入れてくれた
紅茶に口を付けたのだが
あれ?
この紅茶はどこかで…
「僕の入れた紅茶がどうかしましたか？」
…ｯ気づかなかった
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