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僕の手は自然に伸びていた
ハ「WonderWonderWonder」
そう書かれたタイトルの本を一目見て
本の表紙には1人の少年が太陽を背にしている絵が描かれていた
ページを捲ると中身は絵本になっていた
ハ「何だこの絵本、面白そう」パラパラと1ページを捲り
そこに書かれていたのは
ここは魔法世界Wonder
この世界に暮らす人々は魔法[ワンダー]と呼ばれる不思議な使い生活して居る
一瞬にして僕はこの絵本に引き込まれた
不思議な内容
神秘的な絵
そして僕と同じ名前の主人公に
ハ「やべぇ新しい、今日はこの絵本やな(笑)」
適当な席に着いて
飲食禁止の図書館で昼ご飯に用意していたいくらのオニギリを片手に僕は絵本を読んだ。
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