発芽

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「何して遊ぶ?」 そう尋ねながら悠は缶ビールをあけた。 すると少年達は悠を暗い方へと連れていった。 ひと気は零だった。 虫の鳴き声すらしない。 街灯が照らす道には今や悠と少年達だけだ。 しばらく歩くと家についた。 貸家だろうか、家賃の安そうな貧相な家だった。 「入れ。」 茶髪のロン毛が悠を促した。 入るとそこは煙草の匂いが染み付いた男の部屋であった。 壁や天井にいかがわしい文字が書かれたりポスターが貼られている。 その部屋に悠がはいるやいなや少年の誰かに押し倒された。 後頭部が床に当たった。 痛い…… 頭に手をあてたい所だが、悠がのんびりしている間に両手は縛り上げられていた。 仕事早っ!! 感心する場所がどうもずれている。 赤髪の短髪か悠の腰に座った。 腰に体重がかかる。 軽いなぁ……ちゃんと飯食えよな? 少年達は悠の思考などつゆしらず、服を剥がしていた。 白い淡雪の様な肌が露になっていった。 それは薄暗い部屋の中で光っているように見えた。 少年達はすべて剥がし終わると皆息をのんだ。 少女の肉体は傷だらけだった。 しかし、そんなもの犯してしまえば関係なかった。
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