とあるメガネザル

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クリスチーネ剛田は漫画家である(自称)。 彼女の書いた恋愛漫画は大ヒットを連発し、自身もその美貌から一部の業界から猛烈なアプローチを受けている(自称)。 そしてそのクリスチーネは今、自身の部屋にある机にうなだれていた。 「ネタが思い付かないわ…!!」 クリスチーネが机を叩くと、机の上や周りに白紙が散らばる。 「…ふふふ、そうね、そうよね。こういう時は、ネタを探しに行かなくてはね…。」 クリスチーネは1人不気味に笑うと、その巨尻を持ち上げ、外へと繰り出すのであった。 そう、あの不幸の塊。 メガネザルを観察しに。
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