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侑亮は教室に着いてまず周りを見渡した。
だいたい席が埋まっていたので、空いていた窓側の一番後ろの席に座った。
まだ先生が来ないので暇だなと思っていると隣に座っている赤い髪の男子が話しかけてきた。
「よう。俺は桜木啓(さくらぎけい)だ。これから宜しくな。」
侑亮「ああよろしくな。俺は前田侑亮って名前だ。」
桜木啓の容姿はかなりのイケメンだ。
気さくそうだからすぐに仲良くなれそうだ。
啓「それにしても先生おそいな。」
侑亮「ん、そうだな。」
そのとき、ガラッとドアが開き、担任らしき人が入ってきた。
見た目は30前半ぐらいで、左目が刀で斬られたのか大きな傷で右目しか開いていなかった。
「俺がこのクラスの担任の黒木永人(くろきえいと)だ。宜しく頼む。」
侑亮(あの人何処かで‥)
永人「簡単な自己紹介だが俺のギルドランクはAだ。後は彼女募集中だ。」
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