大切な話

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陸「まぁ、優夜を迎えに来た事は 事実だがな」 私は 本当に冗談だと思っていた 瑞季もそう思ってたらしい 瑞季「何のために、優夜を迎えに来たんだよ?」 その質問に対して 陸は 陸「実は優夜の親父さんから 手紙を預かっててよぉ…」 えっ? お父さんが? どうして? この疑問に答えるかのように 陸は話した 陸「優夜の親父さんは 自分が死ぬ事を分かっていたんだ それで、『俺達が死んだら子供達を頼む』と言ったんだ」 お父さんが…… 私はそんなお父さんの 優しさに 涙が止まらなかった そんな私を 瑞季と陸は そっと抱き締めたり 頭を撫でたりしてくれた こんな時 私はこの2人が居てくれて 良かったと 改めて思うよ
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