プロローグ

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「では、新入生の皆さんは退場してください」 長かった入学式が終わった 校庭の桜が満開に咲き誇る中、 無事に入学式を終え椅子から立つ 私達のクラスは1組 早速退場だ そして、体育館を出ようとしたその時 陽気でのぺーんとした声が体育館に響いた 「はーい、そこの1組出ないでー これから名前呼ぶ人は今すぐステージ前に来てくださーい」 彼は確か、新入生代表の挨拶をした人だ… 顔立ちの良い彼が話し出した事により体育館が一気にざわつきだす。 …特に女子が。 「まず1組の… 吉田恭介(ヨシダキョウスケ)くんと 2組の斎藤八尋(サイトウヤヒロ)くん、 5組の坂本祐希(サカモトユウキ)くん 至急ステージ前に集合ね」 そして更に顔立ちの良い男子の名前が呼ばれ女子達の声はどんどん大きくなる まあ、私には関係無い。 そう思って再び体育館を出ようと歩き出したら…… 「あと社愛莉(ヤシロアイリ) …って、え!? 女じゃんか!何で女がっ…」 「という訳だ。社愛莉、至急ステージ前に来い」 そして最後に、新入生代表の挨拶をした生徒から先生がマイクをひったくり 何故か私の名前を呼んだ .
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